
人間の体は活性酸素が発生すると、人間の細胞を酸化させます。
この症状が老化の原因といわれています。
プロポリスには抗酸化作用があるので、細胞の酸化を防止して老化を防ぐという効能があります。
抗酸化作用とは人間は生命維持のために呼吸をし、酸素を体内に取り込んでいます。
呼吸により肺に酸素が送り込まれると、血液によって体の隅々にまで運ばれていきます。
運ばれた先で酸素は、体にある様々な栄養素と化学反応を起こしエネルギーを発生させます。
その時に、物質を酸化させる活性酸素という酸素が作られてしまいます。
しかし酸素は、触れた物質を酸化させて腐らせという性質を持っています。
例えば鉄などが劣化してさびるのも酸化作用という現象によるものです。
そしてこの作用は、人間の体に対ししても体内に発生した活性酸素によって同じです。
それよりも、より強力に酸化させる能力を持って行われています。
しかし、体の方もこの活性酸素の作用を打ち消す酵素があります。
これによって、体に障害が起きないようにできています。
ですがその酵素たちにも限界があり、能力を超えるように大量に発生した活性酸素までは消すことはできません。
そして消去されずに増えてしまった活性酸素は、体に様々な障害を起こすようになります。
そうなっては堪りません。
そこで血液や組織の中に、活性酸素の働きを抑制させる抗酸化物質が必要になってきます。
抗酸化物質としてはビタミンC、E、ベータカロチンなどのビタミン類が有名です。
抗酸化物質の一つとして、プロポリスも十分に当てはまります。
プロポリスの成分であるフラボノイドが結合した細胞膜は、栄養分だけを選んで吸収して過酸化脂質を取り込まないと考えられています。
その上で、カフェ酸やフラボノイドが抗酸化物質として働き、活性酸素を無害化してくれるのではとされています。
この効果によって、老化防止、皮膚のしわ、たるみ、しみなどの予防にもなるといわれています。