
古代エジプトではミイラの防腐の役目にプロポリスが使われていたとあります。
また古代ギリシャ時代には、怪我や火傷、皮膚炎の治療などに使用されていたという記述があります。
現在ではプロポリスには麻酔作用もあることも判明していて、その麻酔作用はコカインの約3倍とも言われています。
かなり強力な作用があるプロポリスの麻酔作用により、切り傷や火傷などの際に患部に塗布すると痛みが和らぐ効果もあります。
またプロポリスには二次感染症を防ぐことができるくらいの殺菌作用まであります。
火傷の場合の治療方法は、まず患部を水で洗い流すように冷やします。
次に小さな火傷でしたらそのままプロポリスを塗ることの繰り返しで終わりですが、範囲が広い場合は馬油と混ぜ合わせて塗ってください。
薬局等で売られている馬油にプロポリスを適量垂らしてよく混ぜ合わせるだけです。使用感に応じて入れるプロポリスの量は自分で加減してください。
このプロポリス軟膏を作っておきますと、火傷や切り傷、また日焼けによる肌の炎症によく効きます。
ですがとんでもない大火傷の場合は病院にいきましょう。
また日焼けによる火傷にはプロポリス軟膏がお勧めです。プロポリスの麻酔作用もあってひりひり感もなくなり、治療できます。
プロポリスが持つ高い殺菌効果のよって、感染症などを心配がないので、小さな火傷だと後も残らず治ります。
ただし薬を塗る時以外には決して触らないでください。
なぜプロポリスがここまで強い殺菌効果を持つのかというとそれは作った蜂の目的に秘密があります。
元々プロポリスは働き蜂が花の花粉や植物、樹液などを集めて自らの分泌液と混ぜ合わせて作ったものです。
これを巣作りや巣の修繕に使うのですが、ただの接着剤のような役割だけではありません。
これにはウィルスも細菌も通さない鉄壁のバリアのような効果があるのです。
その抗菌作用が人間に対しても効果をもたらしてくれるというわけです。